常盤ヶ丘幼稚園は新潟時代に20年。
東京のこの地も60年の歴史を有します。
それだけに古き良き物を大切に使います。
しかし、それは時として老朽化の波には勝てないほどの年月を過ごした物も有ります。
実は新しく更新されている物も有ります。
ですがそれに気がつく人は少ないです。
何故でしょう。
それはデザインをなるべく変えない様に作っているからです。
痛んでいるとはいえ卒業生の沢山の想い出の詰まっている色々な場所。
それを全て変えてしまうのでは寂しいのです。
ですからあまりデザインを変えずに修復を目的として作り変えます。
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50年以上の月日を耐え抜いたお宮。
ここは幸せな事に園舎の耐震補強工事同様、東北大震災の前に、修復していました。
こんな場所も景色の中に有ったのです。
(平成22年完成)
ここは何処でしょう?
長年遊んだ砂場は同じ場所に
八ヶ岳の雄大な山をイメージした景色と共に
少し大きく(広く)成長しました
(平成22年完成))
園舎だけでなくこんな所も変わっていたのを知らない人は沢山います。それでも良いと思います。
卒園生(保護者も)が成長し自分の子どもと再び来園した時に想い出が繋がると信じます。
実際に何代にも渡って係ってくださるご家庭が沢山あります。
繋がっているお祖父さん、お祖母さん、お父さん、お母さんは一様に言ってくださいます。
「変わらない想い出が嬉しい」
そんな一言のために地味な努力を行なっています。
平成25年は常盤ヶ丘幼稚園はここで60歳を迎えます。
誕生日は人でなくても嬉しいです。
大切な事を少しづつでも残していきたいです。