常盤ヶ丘幼稚園の特徴でもある大ホールも50年が過ぎました。
現在では貴重な木造園舎。
リフォームをしてさらに大切に使うことにしました。
地震の事も考えて同時に耐震補強工事も行いました。
木造ですので完璧とは言えませんが一安心。
内装は全部解体し骨組みだけにします。天井が高いので室内に足場を組んでの作業でした。
50年分のほこりがすごかったです。
設計士さんの話ではきれいな状態で保たれているとのこと。昔の木は太くてしっかりした物が多かったようです。
8月の暑いさなか大工さんが沢山来て取り組みました。
新しい壁の素材は、木材の特殊集成材です。
環境に優しく、有害部質が含まれない板です。
内装が終わったら塗装です。これも近年重視されている環境破壊にならない新しい素材を使いました。
ハケとローラーでの手作業ですのでペンキ屋さんは汗だくでした。今年は東京で39度の最高気温がありました。
作業をしてくれた方々に頭が下がります。
裏の山側から見ました。
足場があるので全容はまだよく見えません。でも壁がついて部屋らしくなってきましたね。
足場が取り払われ90%完成。
これから扉や鏡など細かな変更が行われます。
何も置いていないとガラーンとしてなんだか美術館みたいです。
全体が白くなったのでとても明るく感じます。
椅子などが何も無いのでとっても広く感じます。
天井の横壁に丸い穴が付きました。これは何でしょう?
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平成16年9月12日 完成
ついに完成しました。いす等を戻して
幼稚園らしくなりました。
鏡がついて部屋がさらに広く見えます。
昔の面影を残しつつも、すっきりとした室内に変身しました。
これからさらに50年この園舎と共に過ごして行きたいです。
在園のご家族の皆様には、夏休みを使っての工事に
ご協力、ご理解頂いただきありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。